ニュースde英会話(日本での小学校英語教育の新しいチャレンジ)

今日は、いつもとはちょっと趣向の異なる記事をアップします。

著者は、様々な英語で書かれたニュース記事のなかから、面白そうな記事をピックアップして翻訳し、自身のブログにアップをしているという方です。

今回は、ニュースde英会話、というタイトルの元、英語教育ナビ(当サイト)専用の記事を制作して頂きました!

 

目次:

1.はじめに

2.What’s happening? 何が起きているの?

3.How can we support our Japanese colleagues? どうすれば日本人の同僚をサポートできる?

4.Will ALTs need to change their approach? ALTは生徒へのアプローチの仕方を変える必要がある?

5.おわりに

 

1.はじめに

日本では、グローバル化推進の流れのなか、2020年より全国の小学校高学年より英語強化必修化が決まっています。

でも、英語能力が問われていない小学校教師に、英語教育が対応できるのか、外国人が補助講師として付くと聞いているが、きちんと指導能力がある先生が来てくれるのか・・・。

など、少し心配になっている保護者の方も多いと思います。

今日は、民間セクターで中高生へ英語の指導をしてきたLiam Carrigan氏が、小学校でのALTAssistant Language Teacher)の職を受けることなり、その体験について述べている記事をご紹介します。

Carrigan氏が、2020年に向けた日本の英語教育における変化に伴って、ALTはどのように日本人教師への手助けをするべきだと感じているか。また、ALTの立場から、日本の子どもたちへのアプローチの仕方の変化についてなど、興味深い内容が書かれています。

今回は記事の抜粋とはなりますが、ぜひ英文を読んでから翻訳文を読んでみて下さいね!

 

英語記事のタイトル

A new challenge: Changes to elementary school English education in Japan for 2020 By Liam Carrigan

新しいチャレンジ:2020年に向けた日本での小学校英語教育の変化 by リアム カリガン

※参照/引用元はこちら

 

2.What’s happening? 何が起きているの?

Big changes are afoot and these will bring with them many new opportunities and, no doubt, plenty of new challenges to be overcome.

小学校の英語教育では大きな変化が起こっている状態であり、沢山の新しい機会をもたらすだろうが、疑いようもなく、そこに到達するためには多くの克服しなくてはいけない問題もあります。

From 2020, English will become an official subject for fifth and sixth grade students. Previously, English was categorized as gaikokukatsudo (foreign culture activities).

2020年から英語は5、6年生の必修科目となることになりました。それ以前は、英語は外国活動(外国文化活動)として分類されていました。

This rather flimsy labeling meant that the number of classes and the topics covered were inconsistent across different schools, and there were no universally agreed lesson outcomes or standardized methods of assessment.

この外国活動は簡単に分類されたものであって、いくつかの授業とトピックがカバーされてはいても、学校によって一貫性のないものであったし、全般的に決められた学習成果や基準化されたメソッドがあったわけでもありません。

It also meant that teachers were left confused and unsure as to the expectations of the lessons. Indeed, in previous jobs I did, on some rare occasions, encounter elementary teachers who would just hide at the back of the classroom and let the ALT deal with the course alone.

この授業にどんなものが期待されているのかも不確かであったし、教師たちを混乱させるものでもありました。実際に、前職でのレアなケースでは、ALT任せにして自分は教室の後ろに隠れるようにしていた小学校教師に遭遇したこともありました。

The new curriculum, which is being phased in over the next two years, will see new textbooks being introduced and the volume of classes being increased considerably.

2年以上に続く新カリキュラムでは、新しい教科書があり、かなり授業のボリュームも増加したものとなっています。

 

3.How can we support our Japanese colleagues? どうすれば日本人の同僚をサポートできる?

The new textbooks, while still not perfect, are, in my opinion a big step up from the previous materials, containing a large volume of interactive resources.

新しい教科書は、まだ完璧ではないものの、私の意見としては以前のものよりはかなり大きくステップアップしたものになっていると思います。対話形式で使えるものもかなり多く含まれたものとなっています。

In the absence of a regular ALT, the pre-recorded pronunciation drills, chants and listening activities provide at least some exposure to native-level pronunciation.

いつものALTがいないときにも、事前に録音されている発音ドリルや、チャンツ等のリスニングの活動で、少なくともネイティブレベルの発音の教材を生徒たちに提供することができます。

The resources also take some of the pressure off of our already overworked colleagues when it comes to preparing materials and activities for lessons.

このような教材を用いることで、既にオーバーワーク気味である同僚(日本人教師)たちへのプレッシャーをいくらかは減らすこともできるはずです。

 

4.Will ALTs need to change their approach? ALTは生徒へのアプローチの仕方を変える必要がある?

The new curriculum still follows many of the same target language points of the previous one. So, drastic changes won’t be necessary. However, it’s always good to try and change your routine up a bit each year to keep things fresh and stop complacency from setting in.

新しいカリキュラムはまだ以前と同じ言語学習ポイントの多くをターゲットとしています。この点から、(アプローチの仕方に)大幅な変化というものは必要ではないでしょう。

しかしながら、ときには自分の今までの教えかたのルーティーンに変化をつけて、いつでも新鮮に、同じやり方で落ち着いてしまうのではなく挑戦するということは、どんな時でも良いものです。

 

As much as you can, I would encourage ALTs to make their own lesson plans and materials, covering the target language in the curriculum. This has three major advantages.

あなたたちALTが出来ることとして、カリキュラムが目的とするポイントに沿ったもので、独自の学習計画や材料を作ることを私はお勧めしています。これには3つの利点があります。

 

  1. It’s always easier to teach with your own materials. You can create activities, games and lessons that reflect your own teaching style and your own preferences.
  2. Using your own materials as much as you can also frees up the components, games and activities in the textbooks for your colleagues to use. They will really appreciate this.
  3. There will be extensive periods of downtime in your job (probably at least two  hours per day). Utilizing this time to make supplemental materials will go a long way toward making a good impression with your schools.

1.独自の教材であればいつだって教えるのはより易しいものとなります。あなた自身の教育スタイルやあなたの好みを反映した活動、ゲーム、レッスンを作り上げることが出来ます。

2.独自の教材をあなたが使うことで、同僚の教師たちは教科書に載っているゲームや活動を使うことが出来ます。同僚教師たちは、このことについてとても感謝してくれるでしょう。

3.仕事中に長めの空白時間があるでしょう(おそらく一日に2時間はあるはずです)。この時間を、補助的な教材を作る時間に充てましょう。そうすることであなたの学校への良い印象を与えることにもつながるでしょう。

 

5.おわりに

わたし達は、英語教育の変化、というと、どうしても新カリキュラムの内容や授業数のこと等に目がいってしまいがちです。

でも、今回の記事を読んで、ALTと担任の関係、ひいてはALTと小学校との関係というのが非常に重要であって、それが、小学校英語はの成功にもつながっていくんだな、ということを感じました。

また、ここまでしっかりと考えてくれるALTがいるということに、非常に嬉しくも思ったのではないでしょうか。

熱心なALTの存在に加えて、子供たちのことをよく知り、先導してくれる担任の先生がいれば、安心して小学校の英語教育も任せられるのかな、と思います。

なかなか外国人教師の立場として、この日本の2020年の英語教育の変化について語っている記事を目にすることはなかったので、今回、取り上げてみました。

お楽しみいただけたら幸いです。

 

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