小学生の英語教育【その1】小学校の英語教科化を考える

目次;

1.はじめに

2.小学生の身近にはすでに英語がある?!

3.小学生が英語を学ぶときのキーワードは「興味」です

4.試験のための英語にならないように

5.目的があるからこそおもしろい!

6.まとめ

 

1.はじめに

日本人が英語に触れる機会は年々増えてきています。

世界はグローバル化が進み、子供たちにとっても、英語学習が非常に重要になってきました。

一部の小学校では英語の授業が本格的に取り入れられ始めていますし、ネイティブの英語教師による授業を始めている小学校もどんどんと多くなってきています。

小学校からの英語教科化が2020年から本格的に実施されることが決まりました。

英語が正式な「教科」になることによって、どんな影響や効果があるのでしょうか?

海外に長期間滞在してきたイチ日本人の立場から、英語の教科化について考えてみました。

 

2.小学生の身近にはすでに英語がある?!

インターネットやスマートフォーンの普及によって、小学生からゲームやYoutube、SNSなどを通じて身近でも英語に触れる機会が増えてきています。

ネットはWorld Wide Web(世界に広く貼りめぐらされたクモの巣)という名前の通り、気軽にスカイプやYoutube、SNSなどを活用して海外の人たちともコミュニケーションが取れる手段です。

「英語学習」というと、どうしても堅苦しく考えてしまいがちですが、身近にあるネットをみると、英語が頻繁に登場しますし、TVから入る英語も多くなってきていますね。

つまり、現代では子供たちも英語を使う機会がどんどんと増えてきた、ということです。

また、最近では高校や大学で、必須単位として海外研修を義務付ける学校も出てきました。

もはや、中学校からABCを始めたのでは遅い!という点ではだれもが一致した見解であると言っても良いでしょう。小学生のうちから、世界と触れる機会は、今後さらに増えていくはずです。

 

3.小学生が英語を学ぶときのキーワードは「興味」です

小学生が、英語に触れる機会があるとすれば、たとえば、趣味を通じて知り合った仲間たちとの交流をする上で、海外の人たちとの話をしたり情報交換をする、といったことも現実にそれほど有り得ない話ではなくなってきています。

オンラインゲームや、メジャーリーグベースボール、その他、日本のアニメを英語で語るサイトなどもたくさんあります。

子供たちに、いくら英単語を覚えろ!と言ってもなかなか自ら覚えるのは難しいかもしれませんが、たとえば「ゲームの対戦相手が何か言ってきてる!」となれば、だれでも何て言っているのかを知りたいと思うはず。

子供は、自分の興味があることがあれば、調べたり学習する時間を取るのは大人よりもたやすいですよね。その興味を持たせるきっかけを与えるのが、わたしたち大人の仕事かもしれません。

とにかく小学生が楽しく興味を持てる内容で、英語に触れるきっかけを与えることが重要なのではないかな、と感じます。

 

4.試験のための英語にならないように

小学校5・6年生の児童を対象にした文部科学省の調査によると「英語が好き、どちらかというと好き」での結果は70.9%でした。

ですが、中学生になると「読み書き」「定期テスト」が加わるためなのか、がくんと嫌いになってしまう子供が増えて来てしまうことがわかっています。

英語についてのアンケート調査 → https://goo.gl/7PZwr3

英語を「話す、聞く」授業では楽しかったのが、「読む、書く」授業が加わることになると、児童たちは、難しさを感じてしまい、さらに英語が「試験のための授業」となってしまうことも、中学生に入った途端に英語がいやになってしまう要因の一つでしょう。

また、英語を学ぶことへの抵抗の1つとして文法の活用や単語を覚えなければならなくなります。

それらも心理的な嫌悪感が発生してきてしまうことに繋がっているのです。

ではどのようにして、英語を学ぶためにモチベーションを持続して学習に取り組むことができるのでしょうか。

 

5.目的があるからこそおもしろい!

英語を「試験だけのために勉強しなければならない!」と感じてしまうと、確かに英語は面白くないものになるかもしれません。

英文法の問題を解いていくだけでは、眠くなってしまうかもしれません。

英語を学習するためには、まずは英語や海外に対する興味、そして小学校高学年生以上であれば、英語を学ぶ目的を持つと学習意欲が格段に高まってくるはずです。

「英語を使って~~しよう!」と思うことで、どんどん学んでいこう、という気持ちも働いてきます。

もちろん、学校で英語や、英会話の授業を増やしていく取り組みは必要でしょう。

ですが、それ以上に重要なのは、英語は試験のためだけに必要なのではない、という実感を子供たちに持たせることではないでしょうか。

生徒一人一人が英語を楽しんで学べるためにも、モチベーションを高めるための目的作りは、いずれ必要となってくるはずです。

 

6.まとめ

インターネットの普及に伴って、子どもたちにとっても英語は身近になりました。

小学校の英語教科化により、小学生が「試験のための英語」を勉強して、英語嫌いになることがないように、まずは小学生に英語に対する興味を持ってもらえる取組みが必要です。

その上で、子どもたちには英語を学ぶ目的意識を授けたり、英会話を実際に使う機会を与えてあげることが重要ではないかと思います。

次回は、海外での英語教育・外国語教育について、お話をしたいと思っています。

どうぞお楽しみに!

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