中1英語でつまずきやすい3つの壁を越えて、中学生でも英語を得意に!

目次;

1.はじめに

2.第一の壁 文字学習

3.第二の壁 多い+面白くない

4.第三の壁 4技能習得

5.3つの壁を乗り越えるために

6.まとめ

 

1.はじめに

あれだけ好きだった英語が中学校に入って嫌いになった。

得意だと思っていたけど、英語の成績が悪かった。

という方は多いのではないでしょうか。

中学校に入ってから英語嫌いが急増したという調査結果もあります。

今回は、お子様が中1英語でつまずく3つの壁と、それを克服して中学生になっても英語が得意な子供に育つためのコツをご紹介します!

 

2.第一の壁 文字学習

まず最初に立ちはだかるのが文字(アルファベット)の学習です。

小学校の外国語活動のテキストにはアルファベットが載っていますが、文字を紹介する程度であって、書く練習は原則行わないことになっています。(2020年からの教育改革では小5からは文字学習が本格導入されます)

一方、小学生のうちから英語教室や公文教室などで英語を学んできた子供が増えているために、中学校に入ってからの英文字の導入には、ほとんど時間を割かずに中学校の英語授業は進行していきます

ですので、文字がなかなか覚え切れていない生徒は、書けるようになる前に授業が進んでしまい、遅れを取ってしまうことがあります。

英会話スクールでは、元気よくあいさつや会話応答が出来ていた、という子どもが、アルファベットの書き順でバツがつけられたりすると、プライドが傷つけられた気持ちになることもあるでしょう。

 

3.第二の壁 多い+面白くない

現在の外国語活動は、成績がつきません。(これも2020年からは評定が加わるようになります。)

外国語に触れるだけでいいので、ゲームやアクティビティをやる小学校の先生が多いです

しかし、中学校の英語は教科ですので、先生は成績をつけなければなりません。

また、学習指導要領では中学校の英語の目標は「コミュニケーション能力の基礎を養う」ことですが、現状は高校入試で点数が取れるようになることです。

そのため、中学校の英語では、どうしてもゲームやアクティビティは排除され、代わりに文法を習ったり、教科書の本文をきちんと読めることに重点を置くようになってきます。

文法も、読解も、面白いものではないので、外国語活動と中学校の英語とのギャップに苦しんでしまう中1生も多いのです。

外国語活動の授業時間は年間35時間ですが、中学校の英語の年間授業時間は140時間です。

小学校では週1しか英語をやらなかったのが、中学校では週4もやることになります。

授業時間が増えた上に内容が面白くない。

もう、英語の授業はいやだ→英語が苦手、の道へ一直線です。

 

4.第三の壁 4技能の習得

小学校の外国語活動では「話す」と「聞く」の2技能しかほとんど使いません。

しかし、中学校に入ると「読む」と「書く」を加えた4技能を学ぶことになります。

2つから4つへ。これは、英語にあまり触れてこなかった生徒には大きな負担になります。

しかも、中学生は多感な思春期の時期ですので、小学生であればあまり抵抗のなかった「英語を話す」ということに、抵抗を持つ時期でもあります。

結果として、小学校でせっかく行ってきた「話す」「聞く」の練習量は減り、代わりに出てきた英語の読み書きに苦戦し、英語が嫌いになってしまうのです。

 

5.3つの壁を乗り越えるために

それでは、この3つの壁を乗り越えるためには、小学生のうちに何を準備しておけば良いのでしょうか。

まず、文字学習については小学校卒業までに、あるいは中学入学してすぐに、大文字・小文字を完璧に書けるように練習しておくと良いでしょう。

小学校3年生では国語の時間にローマ字を習得しますが、割とあっさりと終わってしまうため、完全にはマスターしないままの子供も多いです。

親御さんに余裕があれば、ぜひこのタイミングで一緒にローマ字が完璧にできるように手助けをしてあげてください。

英語学習では、ローマ字の弊害もいろいろと論議されていますが、少なくとも中学生になってから、アルファベットのbとd、iとlなど、紛らわしい文字につまずいてしまうよりは、アルファベットぐらい全部書けるよ~、という中学生になっていてほしいと思います。

これは、第三の壁である4技能学習にも言えることです。

出来れば、小学生のうちに4技能を使用する環境を作ってあげてください。

小学生向けの英語ドリルを使ったり、公文の英語、あるいは比較的安価で出来るオンライン英会話スクールに通うというのもひとつの手です。

小学校4年生以上になったら、「話す」「聞く」だけではなく「読む」「書く」ことも意識して、英語に触れられると良いですね。

また、中学校に入った際に「今まで得意だった<話す>以外の読み書きの要素でバツをもらって気持ちが腐ってしまう」子供も多い、と前述しました。

保護者の立場からは、

「小学校の英語と中学校の英語は、上手くつながっていないのが今の日本の英語教育の現状」

ということを理解してあげてください。

「小学校で、○年も英会話教室に通わせてやったのに」

なんていう小言はくれぐれも禁句です!

 

6.まとめ

第二の壁にあるように、中学校に入った途端に、英語の学習量は増えて、進度も早くなってしまいます。

ゲーム・アクティビティを中心とした英語学習で「英語大好き!」という想いを持ってもらうことももちろん大切です。

ですが、読み書きも含めて、小学生のうちから英語4技能をまんべんなく学習して準備しておくことが、中1で英語の壁につまずかないようにするためには、とても大切なことです。

 

 

【参考】
中学校学習指導要領 第2章 各教科第9節 外国語

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/gai.htm

中学校学習指導要領 「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/qa/02.htm

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